世界手話通訳者協会

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Contents

■正式名称 Formal name

世界手話通訳者協会 The World Association of Sign Language Interpreters


■歴史 History

世界手話通訳者協会は、2003年7月23日、カナダのモントリオールで第14回世界ろう者連盟世界会議の開催中に設立された。

1975年アメリカ、ワシントンDC: 世界ろう者連盟(WFD)会議の席上で、通訳者協会の最初の構想が提出される。

1995年 オーストリア、ウィーン: フィンランドのRaija Moustegaard と Raili Ojala-Signellによって選ばれた通訳者たちが国際的な協会としての規定を構築するために国際会議を開く。

1999年 オーストラリア、ブリスベン: 世界ろう者連盟の会議中、30か国から集まった150名の通訳者が会合。以下の事項に取り組む作業部会を設けることで合意:(1)運営文書に組み込む既定の草稿の展開。(2)世界ろう者連盟会議の参加者や他国とも共有し、接点を知らしめる。(3)各国の協会に支援を求める公式文書の作成、(4)次回、2003年カナダのモントリオールで開かれる世界ろう者連盟会議における、さらなる会合に向けての準備と更新。

2002年 アメリカ、ワシントンDC: RID (Registry of Interpreters for the Deaf)により出資された手話通訳者のための国際シンポジウムは、作業部会の取り組みを更新させた。作業部会の構成員を増員した。

2003年 カナダ、モントリオール: 2003年7月23日、20か国を代表する60名の通訳者がWFD事務局長 Carol lee Aquiline とともにWASLI(World Association of Sign Language)の設立に立ち会う。南アフリカの代表が、第一回WASLI会議を主催することを同意した。

2003-2005: 作業部会は、(1)できるだけ多くの世界中の通訳者協会や手話通訳者たちと連絡を確立すること、(2)協会を正式なものにするために必要な書類を準備すること、(3)貧しい国の代表者が南アフリカに来る資金集めのための出資プログラムを開発すること、(4)国際的な協会となるために必要な骨組みを形作る。


■行事 events

2005年 南アフリカ、ウスター: 第一回のWASLI会議は40か国の代表220名を迎えた。WFDと全国ろう者協会の協力を得て、この3日間は過去20年を実現した。 最初のWASL理事会が選出され、 Liz Scott Gibson が会長に、Zane Hema が事務局長に選ばれた。 理事会は、WASLに必要な機構・方針・手続きに着手することになる。 スペインの全国通訳者協会FILSEが2007年WASL会議を主催することに同意した。

2007年 スペイン、セゴビア: 第2回WASL会議は、44か国から293名の代表者を迎えた。WASLとWFDの共同契約が署名された。 第二次WASLI理事会が選出され、3名が、南アメリカ、バルカン半島のWASLI活動を発展させるよう任命された。

2007年 スペイン、マドリード: WASLとWFDの会長はWFD総会の前に共同合意書に署名した。 WASL会長と事務局長は、WFD会議の中で通訳委員会の一部として「ともに活動する」というプレゼンテーションを行った。

2011年 南アフリカ、ダーバン: 第3回WASL会議は、46か国の代表160名が参加し、その中にはアフリカの17か国が含まれていた。会議のテーマである「グローバルに思考し、ローカルに活動する」の基調講演を行ったColin Allenは、数日後WFD会長に選出されることになる。 新しいWASL理事会は、前理事会から3名だけを残し人事を一新した。新会長にはDebra Russell、新事務局長はAwoii Patrick Michaelであった。終身名誉会長は創設時の会長と事務局長を務め、それぞれ辞任した Liz Scott Gibson と Zane Hemaに授与された。


■手話の地位 Status of sign language

第3条 言語 英語はWASLI文書における公用語である。 英語と国際手話はWASLI会議における公用語である。 文書の翻訳が奨励される。


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■備考 Notes

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